2011/12/07

20111122伊豆ヶ岳〜正丸峠をひとりでハイキング

ふたたび来ました正丸駅

2011年11月22日。

このまえ、つい調子にのって縦走なんかしちゃったので、あまり初心者どうしのハイキングコース選びの参考にはならなかった。ので、もういっかい片道2時間、休憩1時間いれて往復5時間ぐらいの、まったり歩けるようなコースを一度下見しておきたく、伊豆ヶ岳をふたたび訪れました。新しく買ったデジカメ:RICOH PXも試してみたかったし♪


8時ごろ到着。携行品のチェックやらストレッチなどをして、出発。





コースは以下のとおり。
  • 正丸駅→馬頭尊(伊豆ヶ岳登山口)を左へ(伊豆ヶ岳直登コース)→頂上付近で休憩→小高山、長岩峠を経て、正丸峠へ→正丸峠から下って馬頭尊(伊豆ヶ岳登山口)へ→正丸駅へ。



駅のすぐそばの標識。

しばらくは集落のあいだをてくてく歩きます。

意外とこの集落のあいだを歩く距離が長いと感じるかも?


そのうち、馬頭尊の小さな社がある分岐にさしかかるので、そこを今日は左へ。正丸峠を経ず、伊豆ヶ岳を直登するコースを登りに選びます。



歩きはじめてまもなく、ちょっとゴツゴツとした山道になっていきます。針葉樹に囲まれた薄暗い山道を沢沿いにすすみます。

だんだん、登山道というより踏み跡をたどるような具合になっていきます。でも迷うようなルートではないので安心。


『休んでけ岩』です。ここから先、ちょっと急な斜面を登ることになるので、いわれた通りに、ちょっと休んでいってもいいと思います。沢道もここらでおしまい。
「伊豆ヶ岳 胸突き八丁 休んでけ岩」

そして斜面登り。昭文社の『山と高原地図』に「滑りやすく足下注意」と記されている箇所がこのあたりだと思うんですが。雨が降った翌日とかは、ちょっと危っかしい箇所かも。
木の根の間を縫って登っていく




斜面を登りきると、ちょっとしたなだらかな尾根に出ます。ひと息つけます。
ようやく木洩れ日も射してきます

そして、また登りに。


このあたりから眺望も徐々に拓けていきます。


そして登りが終ると、とつじょとして現われる『五輪山』。山と高原地図2011年版には記載がありませんが、ベンチがいくつか据えてあるので休憩できます。ただし日当たりはあまりよくないのが残念。


五輪山を伊豆ヶ岳方面に降りていくとすぐにあるのが、かの「男坂」。


当然迂回して女坂方面に向かいますが、女坂も崩落しているとのことにて、さらなる迂回路をたどって伊豆ヶ岳の頂へ向います。
この迂回路にもせっかくだから名前があればいいのに

迂回路をしばらく登ると、やっとこ山頂へ。
けっこーちっちゃくてかわいい標識です

このあたりで、しばらく休憩。頂上の標識がある付近は岩場で狭く、平坦な場所も少ないので、そこからすこし離れたところで腰を下ろすほうがいいかもしれません。なお頂上近くには、僕にはいまだ謎の『おばあちゃんの石碑』があるので是非チェックしてみて。あれはいったい何なんだろう……。

休憩を終え、ふたたび歩きだします。今回は子の権現方面ではなく、正丸峠へ周回します。五輪山まで戻り、小高山、長岩峠を通ります。

 なだらかな下りが続きます。つい歩調が速くなりがち。
前ばかり見ず、ときおり顔を上げるとこんな風景。
笹(ですよね?)に囲まれたこんな道も。

そして奥村茶屋がそばにある、正丸峠に。



ここから正丸駅方面へ向うところの階段がかなり急で怖いので、下りは特に慎重に。
手すりは一応あるんですけどね……。

階段を下りきれば、あとはまた鬱蒼とした樹々のなかを沢沿いに下るようになります。怖いところはほぼありません(2箇所ぐらい、丸太橋を渡ったっけかな?)。



正丸峠からは、だいたい1時間もかからず馬頭尊の分岐まで辿りつきます。そこからまた集落の舗装道を歩いて、正丸駅へ到着。
おつかれさまでした。
 まとめ;
  • 8時に正丸駅を出発すれば、2時間もかからず伊豆ヶ岳には到着できる。休憩1時間で、のんびり下ってまた2時間、合計5時間で正丸駅には戻ってこれました。(8時駅出発なので13時過ぎごろには駅に着けた)初心者向けの、いい行程でした。
  • ただし、眺望の効かない、ほの暗い沢沿いの樹々のなかを歩く行程がほとんどなので、日が落ちてあたりが暗くなるのも早いと思われます。余裕をもった計画が必要。ヘッドライトは緊急時のことを考えてやはり必須。
  • 眺めのよいポイントもいくつかありますが、それよりも、アスレチック的に山を歩くということに楽しみを感じるタイプの方に向いている山なんじゃないかなと思いました。高尾山で6号路が楽しめる方には是非おすすめしたい山です。
  • 蜂がいるそうです。熊がいるそうです。それなりの対策が必要です。
  • トイレはありません。