今回の登山でいくつか学べたことがあったのでメモします。ルートは前回のひとり登山の時とまったく一緒。ということで、写真は割愛、みんなで撮りあった馬鹿写真しかないし(笑)
まず現地到着から登頂まで;
- 当初正丸駅に8時到着予定だったところが、なんだかんだとみんなの事情が重なってみたら、いつのまにか1時間遅れの9時到着に(遅刻者はゼロだったのに)。1、2本の電車の乗り遅れが積み重なった結果だと思うけど、これは意外な結果でびっくり。予定はまず崩れるもの、と思って準備していたほうがいいかも。
- 前々日に雨だったので、すべりやすい斜面登りの部分とか土壌の状態が大丈夫かなと心配でしたが、幸いにもドロドロなところはありませんでした。
- 自分ひとり登山だとなかなか守れない『一秒に一歩』ルールがみんなで登山だとキチンと守れる!
- 行動中の並び順は、たまに変えてみたほうがいいのかな。僕をふくめて初心者3人組で登ったんですが、先頭者はついハイペースになる傾向がありました。で、「はやいよ〜」と先頭のひとに呼びかけつづけてしまうと、先頭者はやっぱりあんまり良い気持ちはしないわけで。途中で交代。そのうち、ついには僕が先頭になってみたり、(たしかにペース堅持はむつかしい!)最後には、じゃんけんで順番を決めてみたり。いつでも『みんなで楽しむ工夫』は必要ですね。
つづいて頂上にて;
- 月曜日に登ったのに頂上にたどりついてみたら、さすがは伊豆ヶ岳というべきか、登山客はけっこう多かったです。
- 頂上は快晴だったけれどもやはり初冬、風も強く、寒さがこたえました。機能性アンダーウェアとフリースを着て、その上に『レインウェアを重ねれば充分』ということにはならず。やはりダウンウェアは冬といわずに停滞休憩時のマストアイテムかと。
- 『なんにも見えないのねこの山!』とボヤいていたご婦人登山者がいらしたんですけど、そうですね、やっぱり眺望は期待できない山かもしれませんね。(ちなみに頂上から、とても小さくですが、新宿ビル群と東京スカイツリーは見えます)
- みんなで登山のときには、やっぱり火力の強いガスバーナーでカップラーメンとか、火力の弱いアルコールバーナーでも沸かした湯でコーヒーでも淹れたら場がもっと盛り上がったかなぁ、と思ったら、みんなの意見は「おにぎりで充分!」とのこと。あれれ?
おわりに、下山から帰宅まで;
- 下山時に頂上での停滞時の寒さにヤラレたのか、僕はちょっと膝が痛くなり(翌日には回復)。ズボンの下にサポートタイツは必要かなと思ったり。年かなぁと思ったり。
- 下山時といえばなぜか、崩落の危険が高く地図でも通行止めと明記されている『男坂』を登っていったご婦人がひとりいらしたんですが。事故って怪我しても自己責任ですが、わかっていたのかな。あれだけ現地にも警告の立て札があるのに。
- 伊豆ヶ岳から正丸峠経由で下ったんですが、正丸峠の階段は下りにはほんとうにおっかない。あせらず、慎重に。
- 下山後、正丸駅の前の売店で同行者がおせんべいを買っていったのですが、「実にうまかった」そうです。こんど僕も買おう。(ちなみに、子の権現の近くの売店にある『わらじかりんとう』も絶品です。お試しあれ〜)