2012年4月6日。胃腸炎にから立ちなおって自分に力を入れたかったのか、唐突に『山に行きたい』と思い、なじみの伊豆ヶ岳→子の権現周回コースへと繰り出しました。でもいつも通りじゃちょっとつまらないので、子の権現からはスルガ→前坂→吾野駅の『破線コース』に挑戦。歩きがいあった!
コースタイム;
08:15正丸駅→08:50馬頭尊→09:50伊豆ヶ岳→10:08古御岳(10:55まで昼休憩)→11:16高畑山→11:32中の沢の 頭→11:47天目指峠→12:15頃?子の権現→12:41スルギ方面下山口→12:58スルギ→13:54三等三角点(522.1m 板谷の頭)→14:29前坂→14:54墓地横の下山口→15:00吾野駅
※スルギから前坂経由の吾野駅までは、国土地理院発行の1/25000地図にはルートは記載されていません。破線ルートは2011年発行の山と高原地図「奥武蔵・秩父」を参考にしました。
08:00前には正丸駅に到着。そこから念入りにストレッチして、いざ出発。
いつもどおりてくてく舗装道を歩き、馬頭尊に一礼のちに左折、山道へ入ります。
いつ来ても森深く静かな沢沿いのみちを大きく息をしながら歩いていると、いつのまにか『休んでけ岩』に。
ここから斜面を上ってちょっとした尾根へと上がる。
ここらへんで汗が出てくるので、上着を脱いでベースレイヤーのキャプリーン3だけに。でもちょっと風が冷たかった。うーん、こういうときに欲しいです、フーディニJKT。
間も無く、さくっと伊豆ヶ岳頂上へ。で、ここはスルーします。それにしても、なんだかふらふらする(朝食を軽いパンとかで済ましたせい?)。
10:08古御岳到着。ベンチもあるので早いけどお昼に。やっぱりおなか空いてた。約50分ほど昼食をとりながら休憩。しばらくするとふらふら感はかなり低減。それでも病みあがりなせいか平常時よりは体力落ちてたのかな。
慣れた道だと、あんまり風景とか撮らなくなるみたい。それより歩きながら気づいたのだけれど、4月になっても花はほとんどみあたらないかわりに、鳥のさえずりがかなり盛んになっていてとても賑やかしく、楽しい。
11:32中の沢の頭通過。もうちょっとスカっと晴れてくれてもいいんだけどなー。
11:47天目指峠通過。看板の写真ばかりでごめんなさい。
そして12:15頃?子の権現到着。
子の権現にいたっては写真の記録さえせず、でも参拝だけはして通過。
で、ここから子の権現の商店の間をとおって、すこし下ったところにある駐車場を抜けたすぐのところの、スルガ行きの山道へと入ります(12:41)ここから破線ルート。
この標識?がスルガ行き山道入口の目印。 |
ルートを示すテープは、白、黄、そして赤。比較的白が多かった。
間隔を空けず、テープが巻かれています。 |
多色使い。 |
12:58スルギ到着。この看板の軸木の側面にいろいろな文言といっしょに一筆:『初心者は迷う』。気が引き締まる。
この破線ルート、道標は基本的にほとんどありません(当たり前か)。あっても有志の方々の手作り感あふれるもの小さなものばかり。けれど、地図とコンパスで状況を確認しながら、テープそして踏みあとのあるほうへ進んでいけば、なんとかなります。ただ、コンパスがなかったらかなり恐い思いをするのではないかと。じつは一箇所、テープはたくさん貼ってあるけれど、あきらかに進行方向が地図上と逆に向かうルートがありました。冷静で適確な判断が求められます。ちなみに僕は、おろおろしながら地図とコンパスと風景を見回してました。
こういう道標に出会うと、自分の辿っているルートは間違っていないことにちょっと安心したり。 |
途中、こんな奇樹をみつけてびっくり。 |
何箇所か、積石があるポイントがあります。これもひとつの道標のような気さえします。 |
だんだん日が西へ傾いていきます。気は急ぐが慎重に。 |
そしてとうとう…… |
13:54、三等三角点(522.1m)発見。すぐそばの道標には板谷の頭と書かれていますが、その名称はこの地点のことを指しているのかな。
三等三角点そばの標識 |
さらに先に進むと、いったん道路に出ます。ルート通り。
しばらく歩いていくと、とつぜん右の山の手に茶色の野兎が! すぐこちらに気付き逃げていったけど、ああ春なんだと思う一瞬。
さらに舗装道をちょっと行くと左手に……
小さな標識ですが、前坂方面行きを示してくれています。
さらに進むと、こんなかわいい道標も。
拡大しますと↓
飯能アルプス裏銀座コースとな? |
後はみちびかれるままに山道を歩くだけ。
山道はここでお終い(14:54)。左手は墓地になっています。
山道を出てまもなく吾野駅に到着。15:00丁度でした。ふぃ〜。
駅の売店で買ったファンタ、おいしかったー! |